変態〇田は、おぼっちゃま? [変態❍田]




さて、変態〇田と仲良くなったきっかけは、高校2年になって間もなくの頃、
寮でお菓子を食べていたのだけど、あまりにもおいしくなくて、
でも捨てるのももったいないし・・・・・・・・・。

それで、近くに、たまたまいた変態〇田に、
そのおいしくないお菓子をやったのがきっかけだった(笑)

それまで、一度も話をした事もなかったのだが、
おいしくないお菓子をもらった事が、よっぽどうれしかったのか(笑)
それ以来、よく僕のところに遊びに来るようになった。

話をしてみると、彼は案外まともで、変態ぶりはぜんぜん見えてこない。
いたって普通。
入学したての頃は、てれ隠しもあって、あんな暴挙に出ていたのだろうか。
そう、廊下を歩いてくる者、みなの股間をさわるという暴挙(笑)

彼とはよく無断外出をして、田んぼをぬけたず~~っと先にある、
歩いて20分ぐらいのお好み焼き屋さんに行ったりしてた。

で、変態〇田と話をすればするほど、ある疑惑がうかんできた。
僕も丘の上の寮で、半分世の中から隔絶されたような生活を送っていたので、
あんまり、世情に詳しくはなかったのだけど、彼はもっと疎い?

もしかしたら、こいつ、おぼっちゃま?
なんて言えばいいのか、わからないが、純粋?なのだ。
まず、人の悪口を言わない。
人をねたんだり、嫌ったりしない。
あ、いや、ポイジリとだけは敵対してたっけ(笑)

そういえば、無断外出とか、土曜の夜に娯楽室に忍び込んでテレビを見るとか、
悪の道に誘い込んだのは、僕の方だった。
お菓子ひとつで、彼は、悪の道に誘い込まれてしまったのだ(笑)

そしてある時、このおぼっちゃま疑惑は、全容解明に導かれたのです。

ふたりで、30分ぐらいかけて、西友(スーパー)に買い物に行った時の事。
なんと彼は、買い物の仕方を知らなかったのだ。
買い物かごに商品を入れて、レジで精算すると言う事を。

な、な、な、なぬ~~~~???
高校2年なのに、今まで一度もスーパーに行った事がないなんて。

そう、彼はやっぱり・・・・・・・・・・おぼっちゃまだったのです。
暴走して、変態キャラになる、おぼっちゃま(笑)

でも、これで、もうひとつの謎も解けた。
どうして、おいしくもないお菓子をもらって、あんなに喜んだのか?

お菓子を買う事ができなくて、ず~~と食べてなかったんだ。
で、お菓子をくれる僕のとこに、しょっちゅう来るようになったんだ~~。

かわいい奴よの~~、変態〇田(笑)


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