ある日突然、アップルさん??? [中学編]




それは、中学の初めての英語の授業の出来事。
先生は英単語を生徒一人ずつ読ませていっていた。
みんな、棒読みの、たどたどしい発音です。
僕は、小学生の時、英語を習ってたので、発音には少々自信がありました。えっへん(笑)

そして、いよいよ僕の番となり、待ってましたとばかりに、
僕は、おもいっきり、得意満面で叫びました。
「エ~ア~~ポゥ~~」
と、次の瞬間、教室中が大爆笑???

やった。やったぞ。大うけだ。
って、なんかちがう><
称賛されるはずなのだが???
感嘆される所なのだが???
それでも構わずに叫ぶ。自信満々で。
「バニャ~~ニャ~~」
と、爆笑の渦がより盛大に。

そう、この瞬間、アップルが誕生したのです。
いやはやなんとも、僕はそれ以降、高校を卒業するまでの6年間、アップルさんと呼ばれました(笑)


さて付け加えておきますと、
僕は、中学から私立の男子校に通い、親元を離れて寮生活をおくってました。
この学校は創設1年目であり、僕たちは晴れの1回生というわけです。

まあそれは、いいんですが、学校はかろうじて出来上がっていたものの、寮や体育館はまだできておらず、
僕たち寮生は、学校の横に建てられたプレハブ小屋で、1年間寝泊りしてました。

そしてこの学校はどういう所にあったかと言いますと、
まわりは田んぼだらけの田舎で、わが校は、ちょっと小高い丘の上に建ってました。

僕たち寮生は、土日以外は、外出できず、土日も門限が6時までという厳しさです。
朝は、6時半に起きて寒風摩擦。夜の7時からは自習時間。
マンガとか見つかるものなら、即没収。

うん10年前のことなので、体罰、ビンタはあたりまえ。
とてつもなく厳しい所にきてしまったのです。
入学して、1週間ばかりで、後悔しまくりの僕だったのです。
ここで、一言。
後悔先に立たず・・・・・・・・てか(笑)




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